ブラックライトアートとは？
ブラックライト＝紫外線を放射する電灯です。
ブラックライトの光自体は人間の目にほとんど見えませんが、
ブラックライトを当てた物体は、内部に含まれる蛍光物質だけが発光させることが出来ます。
ブラックライトアートとは、
このブラックライトにて、蛍光物質だけを発光させることで、幻想的に光る絵を描く作品となります。
※特殊な塗料と技法にて描きます。
ブラックライトアートを適切にお楽しみ頂くために
現在市場に出ているブラックライトは、メーカーや種類によってピーク波長が異なります。
※光には波の性質があり、波の谷から谷までの距離を波長と言います。
一般的な印刷物も照射する光源によって見え方が異なるように、
ブラックライトアートも照射するブラックライトのピーク波長によって見え方が異なります。
特殊な塗料の蛍光物質を発光させる為には、適切なブラックライトが必要となるという事です。
波長が合わないブラックライトを照射しても、綺麗な発光・発色がされません。
ブラックライトの種類について
大きく分けて、蛍光灯タイプとLEDタイプがあります。
※光の波長の単位はナノメートル（nm）で表記されます。
蛍光灯タイプ・・・315nm～400nmの波長域、複波長を放射しています。
LEDタイプ・・・375nm付近のみの波長域、単波長を放射しています。
ブラックライトアートで使用される特殊塗料には、基本ピーク波長365nm前後が設定されています。
蛍光灯タイプはほとんどの製品がご利用頂けますが、
LEDタイプはピーク波長があわないものが多く販売されています。
中には波長が395nm以上（紫外線出力が弱い）のものがあり、
ただ青い光に照らされるだけで、ブラックライトアートを綺麗に発光・発色させる事は出来ません。
LEDタイプでご利用の場合には、このピーク波長が適している製品が必要になるという事です。
ご注文前に、ご相談ください。
現在お使いのブラックライトがご利用頂けるのか？
これからブラックライトアートのご依頼と共に、
ブラックライト本体の購入を検討されている方は、ぜひご購入前にご相談頂けたらと思います。
専門的な知識や経験をもとに、オススメのブラックライト本体や器具をご紹介させて頂きます。
※塗料メーカー様の推奨品など
もしご不安なようであれば、事前にサンプル品にて実物をご確認頂く事ことも可能です。
最後に、ブラックライトの安全性について
紫外線は波長により次のUV-A、UV-B、UV-Cの3つに分類されます。
太陽光線の場合、地上まで到達する紫外線はUV-Aがほとんどです。
人体は太陽光線を利用し適合するようになっているので、
過剰に浴びたり、体質的に合わない事を除けば通常あまり障害を受ける事はありません。
ブラックライトの紫外線についても、ほとんどがこのUV-Aとなります。
エネルギーのピークが波長365nm付近にあるため、太陽光線に比べてもより安全な光源と言えます。
ただし長時間ブラックライトの環境下にいる場合、UV-Aは日焼けの作用があります。
日焼けを好まない人は。直接皮膚に紫外線が当たらないよう対策する必要があります。
また使用上の注意点として、ブラックライトの光源を直接覗き込むことは厳禁です。
UPROCKエアブラシスクール・ブラックライトアートコースでは、
一般的なエアブラシの操作やテクニックは勿論のこと。
このようなブラックライトの器具や特殊塗料に関する知識から、
より実践的にトラブルにならないようにする為の注意点まで、丁寧にお伝えしています。
エアブラシ初めて方から、経験者の方まで、
ブラックライトアートを自分で描いてみたい！
ブラックライトアートをお仕事のメニューに取り入れたい！
など、
ご興味ある方は、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
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